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2008年9月14日 (日曜日)

The “Battle of the Tomato”

2008年8月27日水曜日。
La Tomatina(トマト祭り)当日は少し雲が出ているものの,トマト日和の朝でした。

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荷物はバレンシア・ノルド駅のコインロッカーに預け,ブニョールには最小限の荷物で
のり込むことに。どのくらい最小限化というと,
着替え2人分,フェイスタオル2枚,防水の使い捨てカメラ,水中メガネ2個を
紐で口が閉められるビニール袋に一纏めにしたもの。以上。
後はそれぞれが,携帯電話・切符・お金(少額)をジップロックできるビニールに入れ
身につけました。

スタイルは,Tシャツ・パンツ・クロックス。下には必ず水着を着ておきましょう。
何故なら・・・・・ふふふふ。その理由は,戦場に着いてから明らかになります。
かなりお気楽なスタイルで出発です。

この日はトマト祭りが終わったら,ノルド駅16:00発のユーロメッドでバルセロナへ
移動しますので,15:30にはノルド駅に戻ってきたいところです。
それを思うと,ノルド駅に荷物を預けられるのが一番いいのですが・・・・。

ホテルのフロントさん曰く,「当日なんてもういっぱいで預けられないわよ~。」と。
結局,ホテルで残りの荷物は預かってもらいました。コインロッカーに預けるよりは
防犯上のことを考えると,そのほうが安心ですね。

その代り,ホテルまで荷物を取りに戻らなくてはならないので,ノルド駅に15:00頃
には帰ってこなければなりません。
最低でもブニョール駅発14:08の電車に乗らないと。

トマト祭り終了時刻は13:00。かなりごった返した戦場から素早く離脱できるかが,
その後の行動計画遂行の鍵を握ります。

旅行者とは思えないお気楽な格好で,いよいよ出発です!

ノルド駅に向かうまでに,「この人トマト祭りに行くんだな。」と見てすぐわかる人が,
駅に向かってぞろぞろと。だって,
すでに水中メガネを頭に載せている人・水着に短パンの人・なぜか裸足で歩く人
トマトの着ぐるみを着ている人・昨年のトマト祭りTシャツを着てる人・・・・・。
すごい!

ノルド駅でブニョール駅までの往復切符を購入し,地下鉄バイレン駅へ向かいます。
ノルド駅から駅員さんが誘導してくれてますので迷わずバイレン駅へ到着。
8:30にはもうトマト祭りに向かう人でホームは溢れかえっています。

もう,ブニョールまで迷うことはなさそうです。

無事に地下鉄から8:46のレンフェ(国鉄)に乗り換えます。
この時間ですでに乗車率200%です。みんなトマト祭りに向かうバカの皆さんです。
バレンシア・サンツ駅からおよそ35分でブニョール駅に到着です。

戦場は駅からさらに20分ほど歩いた町の中心部,シド通り。
ブニョールの町の皆さんは家の前でBBQの準備をしたり,すでに宴会が始まっていたり
と,高みの見物準備が始まっています。
道すがら,トマト祭りTシャツや軽食・ビールなどを売る屋台が出ていました。

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ブニョールの町は道一本入ると,いかにもスペインの田舎町といった可愛い町です。
白い壁やドア,窓に飾られた花がなんともスペインといった趣。

この可愛らしい町がバカの戦場になるのね。

町のあちこちには何故か(というか,案の定)救急車がね~・・・。
確認できただけでも,5台の救急車が待機していました。
ポリスも結構な人数が配備されているようですが,人員整理をするようなこともなく,
すでに高みの見物を決め込んでいる感じです。

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こちら,戦場シド通り。続々と世界のバカの皆さんが集結中です。

今や遅しと開始を待つ間に興奮がだんだん高まってきます。
通りを歩いていると,通り沿いのアパートメントからホースやバケツの水が浴びせ
かけられます。かけられる方も「アグア!・アグア!」とおねだり。
そのうち,帽子,ペットボトル,何だかわからない濡れたもの。いろいろな物が
飛び交い始めます。

なるほど。それで町に入る前にペットボトルの蓋を回収していたのか。

そんなことをしている間にも,続々とバカの皆さんは集結してきます。
開始寸前にはもう身動きが取れず,人混みに揉まれて流されるままになってきます。
水や飛んでくるものを避けるのはもはや無理。
こうなってくると,もう飛んでくるものを積極的に掴んで投げ返したほうが楽しいかも。
飛んでくる,何だかわからない濡れたものの正体は,破れたTシャツ・・・・。

なぜ破れたTシャツが空を舞うことになってしまっているのか?
Tシャツを着てノコノコと激戦区(シド通り)に入っていくと・・・・,

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男女問わず,あっという間に引きずり込まれ,Tシャツをむしり取られてしまいます。
ですので,女性の皆さんは水着を着ておくのが無難です。
さすがに女性の水着まで引っぺがすような大バカはいませんから。

ぱぱさんも,ガッ!と掴まれて,あっという間に身ぐるみ剥がされていました(笑)

そのうち,何も知らないで人込みをかき分けてくる人をわざと通して,Tシャツ破りの
実行グループ前に誘導したりして。
やる方は勿論,やられる方も,その周りを取り巻く人も嬉しそうに・・・バカですね(笑)

この奪い取ったTシャツを投げまくっている訳ですね。

11:00,ドーンという音とともにいよいよバカのお祭り,トマト祭りが始まります。

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シド通りの人混みをかき分け,トマトを満載したトラックがゆっくりと走っていきます。
それと同時に,建物の屋上からもトマトが飛んでき始めました。
最初の頃は,トマト祭りのお約束「トマトは潰してから投げましょう」にしたがって,
潰れたトマトが飛んでいましたが,だんだん丸のままのトマトが!
建物の屋上から飛んでくるトマトは落下速度も手伝って,当たると痛いこと。

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コノヤロー!o(゚Д゚)っ

と思っても,シド通りは山の手線通勤ピークも真っ青のすし詰め状態。
屈んで落ちているトマトを拾うなんて絶対不可能です。屈んだら最後,
押し潰されるのは必至。とにかく転ばないようにするので精一杯です。

それでも飛んできたトマトをキャッチしたり,近くにいたおじさんが「投げろ」と
トマトを回してくれたりで,「おまえらいいかげんにしろ~!」とか言いながら,
それなりにトマト投げに参加したのでした。

5台のトラックを見送ったところで我が家のトマト祭りを終了とし,戦線離脱です。
時間にしておよそ50分。もうへとへとです。

この時点で戦場はまだトマトの海というほどではありませんでしたので後半に向けて,
さらに阿鼻叫喚の渦となっていたことでしょう。
我が家のトマト祭り体験は,たぶん序の口で終了したのでした。

さて,真っ赤に染まるほどではないにしろ,トマトにまみれた体や髪をどうするか?
それについては心配ご無用。
町の人達がそれぞれの家の前でホースを持ってスタンバイしてくれています。
トマト祭り終了までいる場合は,町を洗い流す放水車で一緒に洗ってもらうのが
いいようです。
ブニョールの駅前にも簡単なシャワーが設置されていました。

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が,参加者の人数に対してこれでは長蛇の列になりそうですね。

あとは,トマト祭りTシャツに着替えて終了です。
さすがにこれでユーロメッドに乗るのは恥ずかしいので,持参したものに着替え
ましたが。

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開始時間が,聞いていたより1時間早い開始でしたので,無理なくノルド駅まで
帰り着くことができました。
トマトの海で泳ぎたい場合,当日はバレンシアで一泊したほうがいいでしょうね。

お祭り好きにはたまらないと思いますよ~。ぜひ物好きさんは参加してみてください。

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その後,1日半をバルセロナで過ごし,帰国?(ドバイへ)の途についたのでした。

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コメント

わーい!おもしろーい、おもしろーい!!
「トマト祭りに向かうバカのみなさん」って(爆笑)!
これが有名なトマティーナですかぁ。それも序の口。。。
いやー、でも楽しそう~~♪
ぱぱさん身ぐるみ剥がされてしまいましたか(笑)。
ままさんは大丈夫だったのかしら?
でもあんなに手下の方が待ち受けてたんじゃぁかないませんねぇ!
最後までいたら町を洗い流す放水車で洗ってもらうっていうのがまたそれらしくていいですね(笑)。
普通に生きてて、全身トマトまみれになることなんてないですからねぇ、これはいい体験でしたね☆
あー、わたしも気力と体力があるうちに是非とも体験したくなりましたわ~!
最後のトマティーナのTシャツ、かわいいじゃないですか♪

投稿: dellaママ | 2008年9月15日 (月曜日) 03:19

トマト祭り参加お疲れ様でした!!
お写真の手下が可笑しかったレナママですhappy01
写真撮るのも苦労されたでしょう。
世界中のおばかさんの集まり?!にレナママも参加したぁいnotenote
トマトゎ食べれるトマトを投げるんですかぁ?!
食べれない物なのかしら?!
トマト大好きなレナママその辺が気になりましたぁbleah
パパさんもTシャツ剥ぎ取られ~の姿なんか想像しちゃいました。
あ~あたしもぜひぜひ行きたい~!!
トマトのTシャツもGETしたぁいgood

投稿: レナママ | 2008年9月15日 (月曜日) 09:38

Re.dellaママさん

トマト祭りはスペインの中でもバカのお祭りとして有名だそうですよ。
そりゃーもう,口では言い表せないようなすごい状況です。
でも日本のお祭りのように警察が出てピリピリとかはなく,
とにかくみんな陽気で,知らない人同士でもイェーイgoodみたいな。
もぅ,人ごみをかき分けて歩いていたら,いきなりぱぱさんが引きずり込まれて行ってしまって。
初めは状況がわからなくて怖かったですよ~。
ほんとに普通に生活していたらトマトまみれって状況には逢いませんね。
あれはめっちゃ楽しいけど,体力があるうちじゃないときついかもしれません。
いかがですか?バカの仲間入り(笑)

投稿: こなまま | 2008年9月15日 (月曜日) 20:25

Re.レナママさん

いや~,疲れたけど楽しいお祭りでしたよ~。
狭い場所にすし詰め状態な上,その通りをトラックが走ってくるので,
身動きが取れず,手をあげたら元に戻せないみたいな状態でして,
写真をとるのも一苦労です。
トマトは十分食べられるものだと思います。
あまり大きくない,女性の手で握り込めてしまうような大きさでした。
よく熟れていて,くちゃっと潰れてしまうものが多いのですが,
たまに青いのが混ざっていたりして。
とってもエキサイティングなお祭りです。いかがですか?(笑)

投稿: こなまま | 2008年9月15日 (月曜日) 20:32

いや~ん、こういうの大好き~!! バカの仲間入りしたい~。
テレビとかでもっとすごい映像をいっぱい見たことがあったので、
こなままさんたち、もんのすごいことになったんだろうなぁ、と思ってたら、
序盤で撤退されたのですね。さすが大人だわ。
でも、なかなか体験できない貴重な経験ですね!
お疲れ様でした~。


投稿: amico | 2008年9月15日 (月曜日) 22:04

Re.amicoさん

この後バレンシアに泊まる予定だったら最後まで居ましたよ。
あのトマトの海ですごいことになるのも醍醐味ですよね。
その状況をみてみたかったな~とも思うんです。
今回は予定を詰め込みすぎて,早めの離脱になってしまいました。
せひ機会があればチャレンジしてみてください。
いかがですかバカの仲間入り(笑)

投稿: こなまま | 2008年9月17日 (水曜日) 01:16

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